タマ

娘が猫の耳をペコッて裏返すいたずらをしようとして悪戦苦闘
「じっとして!ぺこぺこできないー!」
「おとうさーん、タマ(仮名)がみみさわらせてくれない!」
まあその猫2年前に事故で死んだうちの猫なんだが
道端で目の開いてない頃に拾ってから4年暮らしてた
「お父さん、タマまだ俺の勉強中のノートの上に寝るんだけど」
息子も言う たまに夜中部屋を覗くと一緒に寝てたりする
俺も読んでる新聞の上に寝られるぞ未だに
「成仏とかしないといけないのかもしれないけど、なんだか物凄く平和そうだから」
「台所で踏みそうになるのよ、足元に前に見たいに擦り寄ってくるから」
嫁はそう言ってタマを撫でる 娘もそうだがちゃんと触れはしないんだけど撫でる
成仏とかそんなの関係ない 
タマはうちの家族。以上。
その時だった「消え失せろっ!破ァ!!」まばゆい光と共に苦痛に歪む猫の断末魔の表情が浮かび、消えた。寺生まれのTさんだ。
「ふぅ、危なかった危なかった。なんかいろいろ危なかった。」
寺生まれって凄い…。私はただただ泣く娘の頭を撫でながら、そう思った。




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