ドア

買い物に行こうと靴を履いてドアノブに手を掛けながら鍵を開けると、外から凄い力で引っ張られた。
そこで怖くなって力いっぱいドアを閉めて鍵を掛けた。
ドアがガンガンと叩かれる。
怖くなって自分の部屋に駆け込んだ。
……なんだったんだ今のは?
少しすると携帯が鳴る。メールだ。
内容は姉からで「何閉めてんだ!殺すぞ!」と、別の意味で怖くなった。
待てよ?姉だったら鍵を持ってるはずじゃないか?
ドアはまだガンガンと叩かれ続けている。
次に母親と一緒に出かけた父から電話があった。
「事故を起して病院にいる。母さんが重症だからすぐに来てくれ」
間違いなく父の声だ。聞き間違えるはずが無い。
ドアはまだガンガン叩かれている。
怖くなって友達に電話をして来てもらう事にした。
電話は繋がらなかった。
外にいるのが本当に姉か電話をしてみた。
プルルルル……プルルルル……ガチャ。
「どうした?さっきトイレ行くとか行って、迷子にでもなったか?」
どう言う事だろう?
僕は姉と出かけてなんかいない。
ドアはまだガンガン叩かれている……。
「さがってろ!!!」とっさに後ろから聞こえた声の方を向くとそこには寺生まれで霊感の強いTさんが!
僕がドアから下がったときドアの鍵が壊れドアが開いた、そこにはこの世の者ではない何かがものすごい勢いでこっちに突っ込んできた
Tさんはそいつに向かって、 「破ァ!!」と叫ぶと、Tさんの手から出た凄まじい光がそのこの世の者ではない何かを跡形もなく消し去ってしまった
寺生まれってスゴイ、僕は改めてそう思った




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