こっくりさん

さぁ、俺の話を聞いてくれ。
ま、俺のカーチャンの実体験なんだがな。

ま、俺のカーチャンはいま40近い。
だから子供の頃には今の子供とかとは違う遊びで遊んでた。
こっくりさんも、その一つだったらしい。
カーチャンも偶に女の子の友達とやった事があると言っていた。
ある出来事が起きるまで。

それは、小6ぐらいの事だったらしい。
カーチャンと仲が良かった男の子達がふざけてこっくりさんやろうず!みたいなノリになったらしい。

そこでこっくりさんを彼等は始めたんだが、こっくりさんが中々帰って下さらない。始めて一時間ほど経ってもお帰りになられない。
いくら贈り物を指差しても帰ってくるのは「いやだ」「まだ遊ぶ」と言った言葉ばかり。そればかりか十円玉と、十円玉にのせたS君の指がどんどんあいうえおの上を移動していく。

ここで流石に男の子達はヤバイと思い、S君を残してカーチャン含む女の子グループに相談しに行ったんだ。
そこで、大人を呼ぶ事になり、ある女の子の親と一緒にS君の様子を見に行った所、大変な事になっていた。

十円玉が紙の上を外れて家中を移動している。S君は殆ど十円玉に引っ張られて移動している状態だった。

親も手出しができず、途方に来れていた。
そんな時に現れたのが偶々俺のカーチャンの故郷、山中温泉に遊びに来ていた寺生まれのTさんだった!

Tさん「何をやってるんだ…こっくりさんってのは低級な動物霊を呼ぶ遊びだぞ…まぁこうなってしまったのなら仕方が無い。破ッー!」
Tさんがそう行った瞬間青白い口銭が彼の手から飛び出し、狐の姿をした何かを十円玉から吹き飛ばした。

Tさん「それに、こっくりさんってのは女の子の遊びだ。男なら男らしい遊びをしろ、俺がお前らを叩き直してやる。そこに立て!」

数日後……
そこには破ッーといいながら光線を撃ちあうTさんと男の子達の元気な姿が。

俺のカーチャンは子供心に寺生まれって凄いって思った。




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