霊事不介入

ある高校生の男女各4人が、一人の家に集まって怖い話をしていたそうです。
夜もふけてきた所で、肝試しに行くことになりました。
でも本当の目的はむしろ、男女ペアになって行くという事のほうが楽しみだったので、
場所は安直に彼らの通う高校に行くことにしたそうです。
しかしこの高校は築100年近くたっていたので、行って見ると思ったより迫力があります。
早速男女ペアになって、一組づつ学校の周りを一周することになりました。
構内には入れなかったので、周りを一周するだけならせいぜいかかる時間は20分ほどです。
まず最初の1組が出発しました。皆でひやかしたりしながら、にぎやかに去っていきました。
しかし、20分たっても30分たっても戻ってきません。
2人っきりで何をしてるんだろうかとひやかしながら、2組目が出発しました。
しかし、やはり彼らも帰ってきません。
3組目が出発することになりました。
このころにはさすがに深刻になってきていて、絶対周ったら戻ってくるし、
他のやつらも見つけたら連れてくると約束して出発しました。
そしてこの3組目も戻ってきません。
一組目が出発して、既に時間は2時間以上立っていました。
とうとう女の子は泣き出しました。
残ったもう一人の男の子が、
「俺が行ってくる。もし30分たっても俺が戻ってこなかったら警察へいけ。絶対待つなよ。」
と言い残して駆け出しました。
そしてその子も戻ってきませんでした。
残された女の子は泣きながら、それでも1時間待ったそうです。
そしてその足で、警察へと向かいました。

そして警察官と一緒にその場所に戻り、彼らを探した彼女が見た物は、無数の悪霊と戦う彼らの姿でした。
DQNだが霊感の強いUさん「ショットガン破ァ!!」
拳から散弾のように発射された光がUさんの正面にいた悪霊数体を粉砕しました。
不思議ちゃんキャラで霊感の強いOさん「Uくん危ない!波ァ!」
Oさんが突き出した掌からバリアのような光の壁が現れUさんへの攻撃を遮断します。
眼鏡で優等生で霊感の強いSさん「Uくん、考え無しに突っ込んで皆の足を引っ張らないで下さい。破ァ!」
言いながら親玉と思しきひときわ大きな悪霊に光弾を打ち込みます。
親玉「ふん!通常の破ァがこの我に通用するか!」
だが悪霊の親玉は難なく避けます
Sさん「戻れ!ブーメラン破ァ!」
Sさんがそう言い手首を返すと外れた光弾がカーブして戻り親玉の後頭部に直撃します。
親玉「くっ…小癪な真似を!」
姐御肌で霊感の強いRさん「みんな!あたいが奴の動きを封じるからありったけを叩き込みな!把ァ!」
セレブで霊感の強いMさん「エターナル・アブソリュート・エクスプロージョン・破ァ・フォルテッシモ!」
アメリカからの留学生で霊感の強いJさん「フラッシュ・ピストン・マッハ破ァ!」
寺生まれで霊感の強いTさん「破ァ!!」
警察官「やれやれ、本来警察ってのは霊事不介入なんだが仕方ねえ!リボルバー破ァ!」
親玉「くっ…おのれ!こうなったら我の真の姿を見せてやる!」
するとその場にいた悪霊達が親玉吸い込まれ、親玉はとうとう高校の建物より巨大に!
Uさん「なん…だと…!?」

親玉「喰らえ!覇ァ!」
悪霊の親玉の口から発射された黒い光弾によってその場にいた全員が吹き飛ばされます。
Rさん「そんな…こんな奴どうやって倒せっていうのよ…」
全員の心が絶望に支配されようとしたその時、
Tさん「You're still have lots more to work on…」
見るとTさんはいつの間にか立ち上がり親玉と対峙しています。
Tさん「フラッシュ・ピストン・マッハ破ァ!ブーメラン破ァ!ショットガン破ァ!」
Uさん「あいつ…いつの間に俺たちの技を!」
Sさん「単なるコピーではありません、スピード、威力、全てにおいて私たちのそれとは桁違いです!」
Rさん「それだけじゃないわ…あの破ァ、ジャイロ回転している!」
?「やっと目覚めたみたいだな」
その声に振り向くとそこにはTさんのお父さんが、
T父「あれこそが我が流派に伝わる【無我の破ァ】だ。」
親玉「バカな!この我が、人間ごときに敗れるというのか!?」
Tさん「消し飛べ!破ァ!」
親玉「だがこれで終わったと思うな残りの四天王は我よりも強い!せいぜいそれまでの生を大事に生きるんだな!」
そう言い残し悪霊は四散した、気付けばもう夜が終わろうとしている、
だがこれが私たちの長い戦いの始まりだった。




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